GORILLAクランのブログ

『Clash of Clans』の『GORILLA』というクランのブログです。内部向け(ブリカツくん向け)の指摘や考察、活動内容を記録する事が目的です。

格下☆0の世界

リーグ3戦目にして、格下☆0の、かなり難易度の高いアタックを山口メンバーがしてくれたので、振り返っておきたい。

山口メンバーは、GORILLAクランでは、格下☆0だけで飯食ってるような、その道のスペシャリスト。細かい小技も盛り込まれていて、是非、参考にしたい。

▪️攻めた村


▪️プランニング
彼らの世界では、基本とされている4パートに分けたプラン。

【パート1 】事故パート

このパートに全てがかかっていると言っても、過言ではない。今回はクイヒー戦術であったため、クイヒーが生き残ってしまうと、たとえthを逃しても、簡単に破壊率が50%を超えてしまうので、☆1を取れてしまう。

ここで1つ大切なのが、いかに自然にクイヒーを殺せるか。彼らの世界では、クイヒーの殺し方の自然さで、彼ら側のセンスがわかると言われている。

今回選んだプランは、高火力に見えないルートと見せかけて、相手援軍、相手クイーンと、同時にぶつけることで、高火力を作り出し、味方クイーンを殺すというプラン。

これだけ聞くと、簡単そうに思われるかもしれないが、今回は、クラン城との距離が長いので、難易度はめちゃくちゃ高い。オーソドックスな殺しのプランではあるが、王道で、人気の高いプラン。

また、ただ、相手の援軍、クイーンを同時に相手するだけなら、呪文やクロークで乗り切れてしまうので、ここに忙しさをプラスする事で、レイジを撃ち損ねるようにするテクニックを盛り込んでいる辺りが、さすが山口メンバー

自然に、対空砲から横撃ちされる角度で、ヒーラーをクイーンにつけている。これにより横撃ちをリカバーするためのホグを投げるようにして、忙しさを演出している。

ヒーラーを4にしているあたり、回復計算もかなり緻密にやっている。凄い。


【パート2】パニック演出パート

クライマックスに繋げるための重要なパート。ここで大事なのは、なんとか☆2を取るために。と、一生懸命サイドカットをしていると見せかけて、無駄にユニット・呪文を消費すること。

今回選んだプランは、超オーバーキルでの援軍処理と、ダミーサイドカットの複合技。

相手援軍のパピィという、クラクラ界最弱HPのユニットに対して、クラクラ界最強の攻撃であるライドラレイジを充てるという、大胆なプラン。どんなにパニクってても、さすがにこれはしないだろ。ということで、これまで彼らの世界ではご法度とされていた技ではあるが、最近は一周回って流行っている技であり、トレンドも混ぜるあたりは、さすがの一言。

合わせ技のダミーサイドカットは、外壁の内側をババキンで削って、外壁の外側は残すというテクニックではあるが、少し雑と思われる。あまりにも、外側をカットしようという動きがなく、今回アタックの中で、唯一の減点部分と思われる。

【パート3】タウンホール逃しパート

1番の見所はここ。どこまでぎりぎりでthを逃すか。チキンレース

本隊逸らし、呪文無駄撃ち、突撃艦手前落としという、入門的な技で、一手一手の得点は低い技ではあるものの、扱いやすく、芸術点は伸びやすいプラン構成を組んでいる事が見て取れる。

このパートと次のパートは、事前のプランニングが難しく、PSがものをいう。

【パート4】破壊率抑制パート
テクニックが魅せづらく、華のないパートではあるが、不自然さが特に目立ちやすい性質があるパートであるため、つき詰めると、難易度は高く、玄人には好まれているパート。
パート3同様、どこまでぎりぎり49%に近づけるかの、チキンレース


▪️リプレイ

個人的に好みな見所の一つ目は、残り1分のところ。
陣を左右対象に削り、ど真ん中を悠々と通る突撃艦、それをタゲるインフェルノのビームと、芝レイジ、ヒールで、美しさを演出している。
数秒後にはタウンホールに届かない未来が待っているとは知らない突撃艦の乗組員たちからは、さぞ美しい光景が広がっている事であろう。

見所二つ目は、残り25秒のところ。
事前のプランにはなかったと思われる、呪文無駄撃ちの応用技であるSHTT(芝ヒール to タウンホール)。
自然な無駄撃ちが困難とされている終盤で、ここまで自然に無駄撃ちできるのは、普通じゃない。

▪️リプレイ(解説あり)
※真面目に解説するの堪えられなくて、キモい感じになってしまったので、耐性ない人は、こちらは見ないでください。